集中力Max!
久々の更新です。
まだ、慣れていないもので、少しずつ更新していきたいと思います。
先月、6/15(水)、所属しているリコーダーアンサンブル・ステラ14thコンサートで、大きな挑戦をさせて頂きました!
プログラムは、J.S.バッハ、鍵盤のための不朽の名大曲・ゴルドベルク変奏曲全曲のリコーダーアンサンブルでの演奏。
そして、コンサートで、あまり取り上げられないリコーダーのための現代曲。
今回は、メンバー(浅井愛、渡辺清美、細岡ゆき)に加えて、将来有望な若手リコーダー奏者・大塚照道さんを賛助に迎えて、4人で演奏しました。
ゴルドベルク・リコーダー版は、2年前に他のコンサートで、メンバーの渡辺清美さんと共に演奏させて頂いたことがありました。その時から、いずれステラで演奏してみたいと話しており、今回の企画となりました。
企画をして覚悟はしていましたが、アリアも含めての全33曲は、リピート無し、休憩なしで通しても約1時間かかる大曲。
奏者の集中力もさることながら、これにお付き合いくださるお客様も大変だったことと思います。
リハーサルでも、本来、一人の鍵盤奏者が演奏するものを複数人の奏者で分担するのは、慣れた仲間でも初めはかなり四苦八苦。急な変則的な動きでつまずいたりと、改めて難曲だと実感しながら向き合いました。
ただ、難曲ではありますが、それに余りある名作。全てが魅力的で、演奏しながら楽曲に浸ってしまう瞬間も多々ありました。
リコーダーで演奏したゴルドベルクをお聴きになってくださった方からのご感想からは、鍵盤楽器とまた違った魅力を感じて頂けたようで、消えてしまう音が残ることで、より和声の色彩を感じて頂いたり、音楽が立体的に聴こえて来たなど、様々な聴き方をでお楽しみいただいたようです。
そんな意味でも、この大曲に取り組んで、改めて良かったと思いました。
現代曲は、アオザイで♪
ゴルドベルクは、黒で。
今回のもう一つの目玉は、前半の現代曲と衣装のアオザイ・笑
なぜアオザイ?かというと、昨年、メンバーの浅井愛さんのベトナム旅行のお土産としてもらった事で、これを着て演奏できないかと盛り上がった事からでした。
まぁ、そうはいってもアオザイに合う作品はないだろうと思っていたところ、なんと打って付けの楽曲を発見!しかも、なんとメンバーの渡辺清美さんが、持っていました‼︎
曲名は、まさに“東南アジアの印象”!運命?的楽曲との出会いでした・笑
プログラミングは、後半に、がっちり重いメインのゴルドベルクを持ってくるので、前半は、前菜的に軽めの現代曲をと話していたのですが、“東南アジアの印象”に加えて、演奏したいゼーレン・ジークの新曲、ミニマルミュージックのようでリズムの組み合わせが際立つ“グロテスク組曲”、モダンジャズ的響きのカッコ良いマテウス・マウテの“プレリュードとフーガ”をセレクトしたところ、全く前菜にならず、前半も、後半もテイストの違ったメインになってしまいました。
ただ、現代曲もどれも格好良く、このメンバーで演奏できたことは、幸せでした♪
次回も、どんな企画になるかご期待ください☆